こんにちは!はるっきーです。
2024年6月、マイクラのTricky Trials (トリッキートライアル) 1.21アップデートが登場しました!
今回のアップデートで特に注目すべきは、プレイヤーの冒険に新たな風を吹き込む「新コマンド」の追加です。
例えば、プレイヤーやモブの大きさを自由に変更できるコマンドが導入されたことで、ゲーム内でのカスタマイズの幅が格段に広がります。
さらに、時間を操る「tiⅽkコマンド」や、モブの大きさを変える「attribute コマンド」の拡張、新たな探索スポット「トライアルチャンバー」を見つけ出せる「locateコマンド」の拡張など、冒険に役立つ機能が豊富に追加されました。これらの新コマンドは、既存のプレイスタイルを大きく変える可能性を秘めています。
この記事では、これらの新コマンドを具体的に解説し、どのようにしてあなたのマインクラフト体験を豊かにするかをご紹介します。
マインクラフト1.21アップデートの注目ポイント
マインクラフトの最新アップデート1.21では、プレイヤーがさらに深くゲームに没入できるような新要素が数多く導入されました。このアップデートで特に注目すべきポイントを、わかりやすく解説します。
1. トライアルチャンバー:新しい挑戦の場
トライアルチャンバーは、地下に隠された新しいダンジョンです。複雑な構造と新しいモンスターがプレイヤーを待ち受けており、冒険が一層刺激的になります。特に注目すべきは、新しく追加された武器「メイス」の素材として必要な「ヘビーコア」と「ブリーズロッド」が、ここでしか手に入らない点です。
トライアルチャンバーを探せる便利なコマンドについては後述。
2. 新モブ(3種類)の登場
サバンナバイオームには「アルマジロ」、トライアルチャンバーには「ブリーズ」、湿地には「ボグド」という新しいモブが追加され、これらの生物たちがゲームの世界に新たな生命を吹き込んでいます。
3. 絵画やレコードの拡張
新たに20種類以上の絵画が追加され、プレイヤーの家や建築物を飾る選択肢が広がりました。また、新しいレコード3種類も追加され、ゲーム内での音楽体験も豊かになります。
4. 新ポーションの追加
デバフ効果を持つ5種類の新ポーションが登場しました。
これらのポーションは、プレイスタイルに新たな戦略を加え、敵との戦いをさらに駆け引きが必要なものにします。特に「不吉な予感のポーション」は、村やトライアルチャンバーで特別なイベントを引き起こすことができます。
5種類の新ポーションについて
①虫食いのポーション・・・ポーションをくらった人は、ダメージを受けるごとに一定確率でシルバーフィッシュというモブを生み出す。
②巣張りのポーション・・・ポーションをくらった人が倒されたら、その倒された人の周りに数個のクモの巣が張られる。
③滲出(しんしゅつ)のポーション・・・ポーションをくらった人が倒されたら、周囲に2体のスライムがスポーンする。
④蓄風のポーション・・・ポーションをくらった人が倒されたら、爆風が起こる。爆風で後ろに数歩吹き飛ばされます。
⑤不吉な予感のポーション・・・この効果自体は前からありましたが、1.21ではポーションとして新しく追加されました。
このポーションの効果を受けたまま村に入ると、襲撃を受けます。
更に、この不吉な予感の効果を持ったまま、トライアルチャンバーにある新しい種類のスポナーに近付くと、”不吉な試練”という通常より難しい試練が起こりますよ。
”不吉な試練”では、チェーン装備や鉄装備、ダイヤ装備を着たスケルトンやゾンビがスポーンします。
5. 新しい鍛冶型と旗のデザイン、壺の欠片が追加
装飾的な要素も忘れてはなりません。新しい鍛冶型「ボルト(ネジ止め風)の装飾」と「フロウ(旋風)の装飾」、そして新しい旗の模様「Flow(風巻く者の模様)」と「Guster(渦巻き模様)」が追加され、カスタマイズの選択肢がさらに広がりました。
新しい鍛冶型 | |
フロウ(旋風)の装飾 | ボルト(ネジ止め風)の装飾 |
新しい旗の模様 | |
Flow(風巻く者の模様) | Guster(渦巻き模様) |
新しい鍛冶型や旗の模様、新種の壺の欠片もトライアルチャンバーで見つけることができるよ。
壺を壊すと発見できたり、樽やチェストに入ってることもあるよ。
これらの新機能により、プレイヤーは自分だけのユニークなマインクラフトの世界を作り上げることができます。毎回のプレイが新しい発見と挑戦に満ちたものになるでしょう。
新コマンドの追加
ゲームプレイをより柔軟にコントロールするための新コマンドが複数導入されました。特に注目すべきは、時間を操作できる「tickコマンド」や、モブのサイズを変更できるコマンド、そして新ダンジョン「トライアルチャンバー」を探せる「locateコマンド」の拡張です。
新コマンドが冒険を変える
マインクラフトの最新アップデート1.21では、プレイヤーがこれまで以上に自由にゲームを楽しめるように、いくつかの興味深い新コマンドが導入されました。
モブの大きさを変更できるコマンドや、時間を自在に操るコマンドなど、これらがどのようにゲームプレイに革新をもたらすかを解説します。
モブの大きさを変更できるattribute
コマンドの拡張
特に注目すべきは、モブの大きさを変更できるコマンドです。
1.21アップデートで、attribute
コマンドに新しい機能が追加され、モブの大きさを変更できるようになりました。この拡張により、プレイヤーや他のエンティティのサイズを調整することが可能になり、さらに魅力的なゲームプレイが実現します。たとえば、以下のようなコマンドを使って、エンティティの大きさを指定の倍率に設定できます。
プレイヤーの大きさを変更する
このコマンドを使えば、自分自身のキャラクターのサイズを変更することができます。
・コマンド「/attribute 自分のプレイヤー名 minecraft:generic.scale base set 2
」と入力すれば、自分自身のキャラクターのサイズを基準値の2倍に変更できます。
・逆に「/attribute 自分のプレイヤー名 minecraft:generic.scale base set 0.1
」と入力すれば、小人のようなサイズに変更することができるのです。
このように自分のサイズを変えることで、通常では入れない狭い場所に入ることが可能になるなど、新たな探索の楽しみ方が広がります。
特定のモブの大きさを変更する
さらに、特定のモブの大きさを変更することも可能です。
例えば、一番近くにいるゾンビの大きさを2倍にしたい場合は、コマンド「/attribute @n[type=minecraft:zombie] minecraft:generic.scale base set 2
」を入力することで、一番近くにいるゾンビを大きくできます。
これにより、特定のゾンビをより一層迫力のある敵に変えたり、プレイの難易度を自分で調整することが可能になります。
時間を自在に操る「tickコマンド」
Minecraftの新アップデート1.21で導入された「tiⅽkコマンド」は、ゲーム内の時間の流れを自由に制御できる革新的な機能です。このコマンドを使うことで、プレイヤーは自分のプレイスタイルや目的に合わせて、ゲームのテンポを調整できます。
デフォルトでは、Minecraftは1秒に20ティックの速度で進行します。1ティックはゲーム内の時間で約0.05秒に相当し、この基本的な速度で世界が動いています。しかし、「tickコマンド」を利用すると、この速度を変更することが可能になります。例えば、/tick rate 40
と入力すれば、通常の2倍速でゲームが進行するため、作業を速めたい時や、試験的にシナリオを進めたい場合に便利です。
主な機能と使用例
- ティック速度の調整:
/tick rate [速度]
コマンドで、ゲームのティック速度を設定できます。速度を上げるとすべてのプロセスが速くなり、時間が短縮されます。 - ティッククエリ:
/tick query
を使用して現在のティック速度やパフォーマンスを確認できます。 - ティックの一時停止と再開:
/tick freeze
で時間を停止し、/tick unfreeze
で再開します。特定の瞬間を詳しく観察したい時に役立ちます。 - ステップ実行:
/tick step [時間]
で指定したティック数だけ時間を進めることができます。これは、特定のプロセスやイベントを精密に管理したい場合に有用です。
詳しい情報や他のコマンドについては、ファンコミュニティが運営するMinecraft Wikiを参照すると役立ちます。こちらのMinecraft Wiki「tickコマンド」ページでさらなる説明や使用方法を確認できます。
メリット
この「tiⅽkコマンド」を活用することで、プレイヤーはMinecraft内の時間を効果的にコントロールできるようになり、プレイ体験をより自分好みにカスタマイズできます。特に大規模なプロジェクトを早く進めたい場合や、ゲームのテストを効率的に行いたい開発者にとって、このコマンドは非常に有効です。
さらに、このコマンドは新しいゲーム戦略の試行や、複雑な建造物の建設、農業などの時間が関わるプロセスを加速する際にも役立ちます。プレイヤーが環境を自分のペースで調節できるため、Minecraftの世界での可能性が一層広がることでしょう。
「locate」コマンドの拡張で、新たなスポット「トライアルチャンバー」を探せる
「トライアルチャンバー」を探す方法
最新のアップデートで、マインクラフトの探索がさらに深まりました。特に「トライアルチャンバー」と呼ばれる新しいスポットは、プレイヤーに新たな挑戦と発見の機会を提供します。このスポットは、「locate」コマンドを使用して簡単に見つけることができます。
まず、/locate
コマンドを使って「トライアルチャンバー」の座標を見つけます。コマンドは以下の通りです
/locate structure minecraft:trial_chambers
このコマンドを入力すると、ゲームは最も近い「トライアルチャンバー」の座標を表示します。例えば、出力が「Located Trial Chamber at [x, y, z]」となります。
座標をメモしたら(JAVA版最近のバージョンでは、locateコマンドで出力した座標をクリックすると簡単に指定できます。)、その場所へ移動するためにテレポートコマンドを使用します。テレポートコマンドは以下の形式で入力します:
/tp @p x y z
ここで、「x」「y」「z」は先ほど/locate
コマンドで得た座標に置き換えます(JAVA版の最近のバージョンでは、locateコマンドで出力した座標をクリックすると簡単に指定できます)。
コマンドを入力したら、エンターキーを押して実行します。すると、瞬時に「トライアルチャンバー」がある座標へとプレイヤーがテレポートされます。これにより、長距離を移動する時間を節約し、すぐに探索を開始できます。
- テレポートコマンドは、プレイヤーが管理者権限を持っている場合、またはチートが許可されているゲームモードでのみ使用できます。
- 座標に直接テレポートするときは、地形や障害物によっては危険な場所に着地する可能性があるため注意が必要です。地中にテレポートした時は、地上に向かって掘り進めてみてください。
この方法を利用すれば、マインクラフトの広大な世界を効率的に探索し、新しい冒険を楽しむことができます。
地下にあるトライアルチャンバーがどうしても見つけられないという場合は、お助けコマンド/gamemode spectator
を使って地下を覗いてみてください。/gamemode spectator
を使うと、プレイヤーは透明になり、他のプレイヤーやエンティティを自由に観察することができます。ただし物理的な影響を与えることはできません。
元に戻るときは/gamemode creative
や、/gamemode survival
で元のゲームモードに戻してね♪
「トライアルチャンバー」の基本情報
トライアルチャンバーは、オーバーワールドの地下に生成され、その構造は主に銅ブロックや凝灰岩で構成されています。特に内部の照明は銅の電球で飾られており、酸化による明るさの低下を斧で錆を落とすことで回復できます。
中央廊下に入ると、様々なトラップや部屋への通路が広がっています。これらの部屋はトライアルチャンバーごとに異なる組み合わせで配置され、その中にはトライアルスポナーの部屋やブリーズの試練部屋、小さな宝部屋などがあります。
この新しい「トライアルチャンバー」を探索することで、プレイヤーはマインクラフトの世界で新たな冒険を体験し、戦略を練り直す良い機会を得ることができます。
Locateコマンドやテレポートコマンドを使うことで、新しい探索地点「トライアルチャンバー」を効率よく探索し、新たな資源やアイテムを手に入れる機会を増やすことができます。また、ゲーム内の新しい挑戦に挑むことで、マインクラフトのプレイ体験をより深く楽しむことができるでしょう。
知っておくと便利な既存のコマンド
tp (テレポートコマンド)
使い方:/tp <対象プレイヤー> <x> <y> <z>
メリット: マップ上の任意の位置に瞬時に移動できるため、大きなマップを探索する際の時間短縮になります。
give (アイテム付与コマンド)
使い方:/give <プレイヤー名> <アイテムID> [数量]
メリット: 必要なアイテムを直接入手できるため、緊急時やテストプレイ時に非常に便利です。
summon (エンティティ召喚コマンド)
使い方:/summon <エンティティの種類> <x> <y> <z>
メリット: 任意の場所にモンスターや動物などを生成できるため、シナリオ作成やトラップ設計に役立ちます。
このコマンドで隠しモブを出すこともできますよ♪
setblock (ブロック設置コマンド)
使い方:/setblock <x> <y> <z> <ブロックID>
メリット: 特定の場所に即座にブロックを設置・変更できるため、建築作業が迅速かつ正確に行えます。
weather (天気変更コマンド)
使い方:/weather <clear|rain|thunder>
メリット: ゲームの天気を制御できるため、プレイ環境を自分の望む通りに設定できます。
time set (時間設定コマンド)
使い方:/time set <時間>
メリット: ゲーム内の時間を任意に設定できるため、夜を避けたり、日中の活動を延長したりすることが可能です。
effect (効果付与コマンド)
使い方:/effect <プレイヤー名> <効果> <時間> [強度]
メリット: プレイヤーやエンティティに特定の効果を一時的に与えることができるため、戦闘や特定のシナリオでの利用が考えられます。
gamemode (ゲームモード変更コマンド)
このコマンドはプレイヤーが異なるゲームモード間で切り替える際に使用されます。各モードは以下のように表されます:
使い方:
- サバイバルモード (survival):
/gamemode survival
— プレイヤーは健康や食料を管理し、資源を採取して生き延びる必要があります。 - クリエイティブモード (creative):
/gamemode creative
— プレイヤーは無限のリソースを利用でき、飛行が可能です。健康や食料の管理は不要です。 - アドベンチャーモード (adventure):
/gamemode adventure
— 主にカスタムマップで使用され、プレイヤーは特定のツールを使用しないとブロックを破壊できません。 - スペクテイターモード (spectator):
/gamemode spectator
— プレイヤーは透明になり、他のプレイヤーやエンティティを自由に観察できますが、物理的な影響を与えることはできません。
メリット:これらのコマンドを使用することで、プレイヤーはMinecraftの異なる体験を柔軟に楽しむことができます。
fill (範囲ブロック設置コマンド)
使い方:/fill <x1> <y1> <z1> <x2> <y2> <z2> <ブロックID>
メリット: 指定した範囲にブロックを一括設置できるため、大規模な建築や地形変更が楽になります。
kill (エンティティ削除コマンド)
使い方:/kill <エンティティ>
メリット: 不要なエンティティや敵を即座に排除できるため、制御が難しい状況を素早く解決できます。
これらのコマンドを理解し、適切に使いこなすことで、プレイヤーはマインクラフトの世界でより多くのことを実現できるようになります。
プレイの質を向上させるコマンドの活用法
マインクラフトにおけるコマンドは、ゲームプレイを効率化し、より楽しむための強力なツールです。ここでは、日常的なゲームプレイで役立つコマンドを使った小技やヒントを提供します。
- 建築作業の効率化:
/fill
コマンドを使用して、大量のブロックを一度に配置することが可能です。これにより、大規模な建築プロジェクトが速やかに進行します。 - 緊急脱出:
/tp
コマンドは、危険な状況から即座に脱出する手段としても利用できます。突然の敵の襲撃から安全な場所へと一瞬で移動できるため、生存率が向上します。 - リソースの迅速な取得:
/give
コマンドを駆使して、必要なアイテムをすぐに手に入れることができます。これにより、時間を節約しつつ、ゲームの進行をスムーズに進めることが可能です。
これらのコマンドを適切に使うことで、プレイヤーはマインクラフト内での時間をより有効に活用し、プレイ体験を自分のペースでコントロールすることができます。新しい発見や創造の旅をより一層楽しむために、これらのテクニックをぜひ活用してみてください。
まとめ
今回の記事では、マインクラフトの最新アップデート1.21について、特に新しいコマンドがゲームプレイにどのような影響を与えるかを詳しく解説しました。
これらのコマンドを使いこなすことで、あなたのマインクラフトの冒険がより自由で、創造的なものになります。たとえば、モブの大きさを自由に変えることで、新しいゲームの楽しみ方が生まれるでしょう。また、時間を操る「tiⅽkコマンド」を使用することで、プレイのペースを自分の都合に合わせて調節できます。
さらに、新たに発見できる「トライアルチャンバー」スポットでは、これまでにない挑戦と冒険があなたを待っています。既存のコマンドについても再確認し、それらを活用することで日常のプレイがさらに充実するはずです。
このアップデートをフルに活用して、マインクラフトの世界でのあなたの創造性をさらに発展させましょう。新しいコマンドを使って、友達と一緒にまたは一人で、今までにない楽しい時間を過ごしてください。この情報があなたのマインクラフトライフをより豊かなものにする手助けになれば幸いです。
それでは、また~!
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